ジャルウェイズの成田からの直行便は、朝8時半にハワイ島コナ空港に到着した。
空港は、溶岩の上にそのまま作られた感じであるが、
国際空港としては、あまり便数がないのか、入国は、テント張りの事務所で行う。
空港出口の向かい側にあるハーツの事務所でレンタカーを借り、ハイウェイを南へ。
ハワイ島は、かなり大きく、四国の半分位の面積を持つ。島の中央部に南北に
マウナケア、マウナロアという4000mを越える山が聳え、島の気候を2分し、
西側は、乾燥気候、東側は、年3000mmを越える雨量の多い気候となっており、
植生も島の東側と西側では、対照的だ。
ハイウェイ11号線は、島の西側の海岸線に作られていて、所により溶岩台地上を走り、
コナコーヒーで有名なコーヒーの園地を抜けてハワイ第2の町ヒロまで約200kmの道だ。
コナを過ぎたあたりに、ジャカランダが紫色の花を大木いっぱいに咲かせていて実にきれいだった。
米国最南端のカラエ岬の近くを廻り、約2時間半でハワイボルケーノ国立公園*のビジターセンターに着く。
ビジターセンターから、ボルケーノハウスで昼食。キラウエアカルデラを廻る一周2時間のリムドライブを巡る。
キラウエアイキ火口、溶岩流が造ったサーストントンネルを廻り、現在1番大きく、
火の女神ペレが住んでいるというハレマウマウ火口へ。
硫黄の蒸気がそこここに吹き出ていてこの下でマグマが活動していることを実感できる。
溶岩地にもオヒアレフアというハワイ固有の木が芽を出してきている。
キラウエアから、今夜の宿泊地ヒロへと道をとる。途中、ナニマウ植物園に寄るつもりが、
道路には、案内表示もなくて通り過ぎてしまい、ヒロ市内のバニヤン道路まで行ってしまったので、
そのまま日本から予約してあるホテルに直行する。
このヒロハワイアンホテル*にチェックインしてから
市内中心地に出かけに夕食を摂った。日系移民が作り上げた町ヒロは、やはり小雨であった。
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