今日も快晴、8時半のガイドツアーの出発には間に合わなかった。結局トレイルヘッドを出発できたのは9時15分。
登りはじめは、疎開された草原で、色とりどりの野の花が咲いていてきれいだ。
ここからは宿からは見えないスィフトカレント氷河が見えるようになる。
熊よけにカセットデッキの歌を流しながら歩く。英語のポピュラーソングなので、英語の判る熊は寄ってきて逆効果になるかも。
他にもハイキングの人々が沢山居て追い越したり、追い越されたりだったので実際には熊の心配はあまりなかった。
花や景色の写真を撮りながら、樹林地帯を登ること1時間半でターミガン滝へ到着。皆そこで一休み。
ここからは樹林地帯を抜けターミガンウォールの山腹をほぼ水平に横切っていくのであまり高度差もなく楽な道で雪も無い。
ベアーグラスの斜面を横切り、アイスバーグ湖の手前の池の湿地で、シューティングスターの小群落を見つけた。
上をみるとマウンテンゴートの群れが雪渓を横切っている。
楽しみながら歩いて、12時にアイスバーグ湖に到着。名前通り、氷や雪が浮いている。
ガイドツアーの人たちも湖畔で休んでいた。
巨大スクリーンの様な絶壁を見ながら、持参のパン、バナナ、ジュースで気持ちの良い昼食。
湖のほとりでゆっくり1時間ほど休んで帰ることにする。ガイドツアーの一行も帰りはフリーで1時には出発したようだ。
下山の途中で、双眼鏡でムースを見つけた人がいたが、こちらの双眼鏡ではもう木立の中に入ってしまったのか全く見えない。
動物を見るのは、本当にタイミングとつきが無いと見られない。
1時間ほどでターミガン滝に戻り、一休み。川で遊んでいて、滑って川に落ちあわや滝壺に落ちそうになった人がいたが、
側にいた人が助け上げてセーフ、高さ50m以上もある滝で落ちたら助からない。
帰りも花や山の写真を撮りながら登ってきたウイルバークリーク沿いの道をのんびり下る。
カメラはキャノンのキスデジタルだが、
デジカメは何枚撮っても現像にお金がかからないので気楽に撮れる。今回も全部で2000枚近く撮影してしまった。
出発点のスイフトカレンロッジに着いたのは3時45分で往復16キロ、標高差360mのハイキングだった。
メニーグレイシャー周辺地図 |
第4日へ戻る |
第6日へ進む |
RETURN TO HOMEPAGE |