X メサベルデ国立公園 

1 スプルースツリーハウス

スパイダーロック

 今日は、ガイドツアーが、11時なので、それまでチェイパンメサ博物館を見学、さらに近くのスプル−スツリーハウス遺跡まで行く。 スプル−スツリーとは、トウヒの木のことだ。この谷には、ピニオン松やユタネズが豊富で、アナサジの人々が燃料や食料に使っていた。 その他、ユッカやユタサービスベリーも生活に必要な植物だった。崖の上には、セイジブラッシュも見られる。

 この遺跡は、1200−1276年の間に建てられ、他の遺跡と同様に1300年頃までには遺棄されたようだ。 公園で3番目の大きさで、114室、8キバ(kiva)ある。また、観光客の入れる唯一のキバがここにあり、当時の儀式の部屋の雰囲気が体験できる。

 

2 クリフパレス

クリフパレス 11時に集合場所に着き、レインジャーの引率でクリフパレスまで急な階段を下る。クリフパレスは、公園で一番大きく、151室、23キバもある。 帰りは、30mの垂直の岸壁をハシゴなどで登らねばならない。

 このリムドライブには、バルコニーハウスもあるが、こちらは、リムドライブからは全く見えず、引率ツアーはこちらを選んだ方が良かったかも知れない。 ただし、こちらは幅46cmのトンネルを這って進み、やはり30mの垂直の岸壁をハシゴ5本で登らなければならないそうだ。

 

スクエアタワーハウス

 博物館まで戻って昼食、午後はメサトップループをまわり、4階建てのスクエアタワーハウスなどが遠望できる。ここをまわるとアナサジの人々が、600年頃から1100年頃までは 崖の上の平地に土を掘って住居(pithouse)を造り、 1200年頃からここで見られるような崖下の岩の住居(cliff dwelling)を造るようになっていったことが良く分かる。

 

3 コルテス

 3時頃には、見られるところは殆ど見学し終わったので、 ( ただし、ウェザリルメサへの道はまだオープンしていないので、全く行っていない。) コルテスまで下ることにする。(約30分)

 町の入り口でホリデイインを見つけ、空き室があったので、ここに泊まる。 シックスコンチネンタルホテルの会員価格で87$。 コルテスは人口7300人とやや大きい町で、湖南という中華料理店がある。ここで久しぶりに 中華を食べる。とても美味しかったが、さすが米国、量が多く食べきれず、ドッギーバックと相成る。



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