ずっと探していた、とてもいいサイトを見つけました。早速質問させていただきます。
植物に関する疑問質問がたくさんあるので、答えていただけるととても嬉しいのですが、、。
アメリカシャガ「ネオマリカ ノルディアナ」というあやめ科の植物があります。
この植物の増え方を教えてください。花がついている茎が垂れ下がって着地した部分から発根すると言うのは正しいでしょうか。そうだとしたら、花の先、後、それともぜんぜん違う時期でしょうか。
ポインセチアの葉と包の区別について教えてください。
色がついている部分を全部包と言うのでしょうか?その区分は、ブーゲンベレアなどにも言えるのでしょうか。
お答え
草や花には、あまり知識が無く、的確な答えが出来ませんが、
樹木でも、アスナロは枝が地面に接しているとそこから新しい木が生えてきますし、スギも枝を地に差しますと
新しい木になります。
ポインセチア (ショウジョウボク) Euphorbia pulcherrima は、
メキシコ原産の常緑低木ですが、花は、枝先にある10個近くの小さい黄緑色の
花で、これを赤色の葉(ホウ)が輪状にとりまいています。
(両者ともクローンです)
セントポーリアも葉を切って土に差すと新芽がでますので、このアメリカシャガ(Neomarica northiana)もこのような
無性生殖が可能だと思います。
具体的には私には判りませんので、園芸に詳しい方(筑波植物園など)に聞いて下さい。
インターネットに次のような関連ページがありました。
Neomarica northiana
Neomarica spp.
Neomarica caerulea
筑波実験植物園
ブーゲンビレアも、赤や紫の色のついた花のように見えるものは、ホウという花を
包む葉の1種で、花は、ホウの中央部にある7,8ミリの白い筒状のものです。
ブーゲンビレアは、Bougainvillea glabra (Bougainvilleaは、18世紀に初めて
ブラジルに到達したフランスの航海者 Louis de Bougainville に因んだ名。
glabraは、やや滑らかな、毛のないの意)
とBougainvillea spectabilis (spectabilisは、美しい、壮観なの意)
の二つのグループにわかれます。ブラジル原産です。
なお、これらに関する花の構造は、花ビラ(花弁)petal 、
それを包む萼(ガク) sepal 、
また、花全体を包む葉(ホウ)bract
(草かんむりに包と書きますが、私のワープロには、この漢字がありません。)
などから成りますが、萼も葉から変化したもので、ホウと区別が付きにくい場合があります。
ホウは、花を包む葉のみ(色がついていたりする場合が多い)をいうようです。
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