ビンロウジュ 投稿者:なほこ 投稿日: 7月18日(木)21時06分25秒
グアム、サイパン、パラオなどへいかれた方は見たことがあると思いますが、向こうの方は、びんろうじゅの実に石灰とタバコを入れて噛んでいる人が多く、歩いていても、車に乗っていてもペッペペッペ道へ赤いつばをはいています。
さて、このびんろうじゅアルカロイド系の刺激があると聞きました。確かにびんろうじゅを噛んでいると常にボーっとしたというか陶酔したような感じになるようです。
また、何かしらの化学変化が口の中で起こるようであまりひどいと口の中が焼けたようにただれることもあるそうです。
アルカロイド系の刺激が本当にあるのか、この化学変化が何なのかをご存知の方教えてください。
ビンロウジュ 投稿者:後藤 武夫 投稿日: 7月25日(木)00時08分54秒
しばらく、中国に木材関係の調査に行っていて、今日帰国したところですので、
ご返事が遅くなって済みませんでした。
ビンロウジュは、ヤシ科(Palmae)の Areca catechu という種で、 マラヤ原産です。果実は、5cmくらいの卵形で、成熟すると橙黄色になります。
この(種子の)核は、短円錐状で堅く渋みが強く、お話のとおり、この小片を石灰と混ぜ、 キンマ(Piper betel コショウ属)の葉で包んで噛みます。
東南アジア、太平洋諸島では、習慣化しているようです。
種子には、アルカロイド、タンニン、脂肪、カテキンなどを含んでいますが、
これが石灰、キンマとどのような反応をするのかは、私は判りません。
調べて判れば、またここにお知らせ致しますが。
ビンロウジュ
ビンロウジュ(Guam)
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