熱帯雨林の樹木で特に高く育つ樹木を探しています。
チークという樹木はどのような樹でしょうか。
アフリカオークとは?
聞きかじった程度の話でも、樹の名前だけでも構いません。
よろしくお願いします。
お答えチークは、クマツズラ科で 、学名 Tectona grandis
といいます。( grandis は、大形のという意味です。Tectonaは ? )
インド、ビルマ、タイ、インドネシアなどの
アジアの熱帯産で、ジャワ島では、広く造林され、
家具、建築や船などに古くから使われています。
樹高は、20−40mくらいです。
チーク
アフリカンマホガニー、アフリカンウォルナット、
アフリカンバドックなどはありますが、
アフリカン オークというのは、本などを調べましたが、
見つかりませんでした。材木屋さんなどがアフリカ産の樹木で
オーク(Quercus 属)に似ている材に勝手に名前を付けたのでしょう。
東南アジアの熱帯の木で大きくなるものはたくさんあり、
熱帯雨林の上層木となっています。
一般にラワンと呼ばれているフタバガキ科の樹種のうち
クルイン、メルサワ、カポール、メランティなど主要樹種は
樹高50ー65mにもなります。
その他、樹高60mを越えるものは、
ジェルトン Dyera costulata
クリンキーパイン Araucaria hunsteinii
ビヌアン Octomelis sumatrana
ムンガリス Koompassia excelsa (80m以上になるものがある)
カメレレ Eucalyptus deglupta (80mー100mになるものがある)
50mくらいのものは、
アガチス Agathis spp.
モクマオウ Casuarina spp.
メルバウ Intsia palembanica
ケンパス Koompassia malaccensis
メルクシマツ Pinus merkusii
ムンクラン Heritiera spp.
以上、熱帯林業協会刊「熱帯の有用樹種」によりました。
なお、世界一の木は、熱帯ではありませんが、米国カリフォルニア州に
産するレッドウッド Sequoia sempervirens で樹高110mを
越えるものがあります。(Sequoia は、白人を案内したインディアンの名、
sempervirens は、常緑のという意味です。)その後、インターネットでアフリカンオーク(モクセイ(Oleaceae)科オリーブ(Olea)属)を見つけました。 以下にリンクを張っておきますので参考にしてください。
アフリカンオーク
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