樹木図鑑を見にきて、思わずお料理のほうばかりみてしまいました(笑)
ところで、我が家のブーゲンビリアは毎年紫の花をつけていました
今年も5月ごろから咲き出して夏までは紫でした
ここにきて、また咲き出したのですが、何故か赤なのです
どうしてこういうことになるのでしょうか
このまま、赤が咲きつづけてしまうのかしら・・・
この疑問を解いて下さい。お願いしますm(_ _)m
お答え アジサイは、土壌の酸性度によって青色から赤色に萼(ガク、花を包む片)
の色が変化することは知られていますが、ブーゲンビレアは、
ブラジル原産でもあり、そのような話は聞きません。
ブーゲンビレアの色のついた花のように見えるものは、ホウという花や芽を
包む葉の1種で、花は、ホウの中央部にある7,8ミリの白い筒状のものです。
ブーゲンビレアは、Bougainvillea glabra (Bougainvilleaは、18世紀に
初めてブラジルに到達したフランスの航海者 Louis de Bougainville
に因んだ名。glabraは、やや滑らかな、毛のないの意)
とBougainvillea spectabilis (spectabilisは、美しい、壮観なの意)
の二つのグループにわかれますが、
この二つのグループを交配して色々な雑種を作り、白からオレンジ、紫、赤
など各種の色や形のホウを持つ品種を作り出しています。
このため、変異した新しい枝が出ると、違う色のホウになることがあると
植物に詳しい方が言ってましたので、お話のようなことが起こるかも知れません。
また、1つの株で白とピンク、ピンクとオレンジなど2色のホウを持つ
レインボーブーゲンビレア呼ばれるものもあるそうです。
なお、B.glabraのグループは、東南アジアでは、年中咲くのに対して、
B.spectabilisのグループは、十分な陽光と乾いた土壌が必要なため
乾期だけ咲くそうです。
又、良く育てるには、花の咲いたあと、新しい枝などの成長をうながすため、
十分な剪定(枝などのすかし伐り)が必要です。
料理は、ゴマドレッシングがとても美味しいので是非作って見て下さい。
 
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