外国の樹木についての質問とお答え


イペについて 投稿者:F.K  投稿日: 5月 8日(火)20時33分25秒

最近ウッドデッキ材でイペ材をよく耳にします。文献等で調べてみますと切断の際ラパコールと呼ばれる黄色の物質によって皮膚炎をおこすことがあるときいております。この事について詳しく知りたいのですがどのような方法がありますでしょうか?教えていただければ幸いです。


お答え 

 F.K様
 Ipeは、以前にもこのページで書きましたが、ノウゼンカズラ科のTabebuia属(20種位あります)の代表的な樹種につけられた総称です。

その内、2種を説明しますと、
(1) イペロッショ Ipe-roxo (Tabebuia avellanedae)
ブラジル、アルゼンチン、パラグアイに分布,多いのは、南部ブラジル、パラナ河沿いの
アルゼンチン、パラグアイ。
アルゼンチン、パラグアイでは、ラパチョ(Lapacho)と呼ばれる。
樹高45m、直径1m位。
葉は、対生し、5出掌状複葉。冬は落葉する。
花はバラ色できれい。
材は、強く硬く、現地では重要な材。色は、黄白色

(2)パウドアルコアマレロ Ipe-ovo-de-macuco  (Tabebuia serratifolia)
アマゾン、ベネズエラ、コロンビアなどに分布。樹高30m、直径1.2m。
葉は、対生、5出掌状複葉。光沢がある。
花は、黄色(Amarell)。
材は硬く重く耐久性があり、重要な材。色は灰黄色、淡褐色

(1)のTabebuia  avellanedaeは、最近、ガンに効く薬用茶タヒボとして注目をあびているようです。


インターネットで、学名又はLapachol で検索されれば、もっと情報があると思いますが、私が調べたところ次ページなどがありました。

Pau D'arco
Pau D'arco 2
Tabebuia
Tabebuia2
San Marco Growers
Ethnobotany
Lapachol


お尋ねのラパコール(Lapachol )については、須藤彰司 世界の木材200種にも製材時、
ラパコールが多いと皮膚炎を起こすことがあるとの記載があります。
詳しい文献等は、私では判りませんので、日本木材総合情報センターの木の何でも相談室の
岡野健室長に聞かれれば判るのではないかと思います。電話は、03−3615−2816です。



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