こんにちは。
質問というのはタイとカンボジアの建材についてです。輸出用だけでなく、各国内では建材としてどんな木材が使われてきて、また現在どのような建材が使われているかについてが知りたいのです。また、このれらの建材の特徴についてが知りたいのです。
また、このようなことが専門的に書いてある本をご存知ではないでしょうか?
何か知っておられるのでしたら教えていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。
タイとカンボジアの樹木について
タイの木材は、チークやヤーンなどがあります。最近では、ユーカリの造林が盛んのようです。
フタバガキ科の樹種は、ホワイトセラヤ Kheikhio (Parashorea属)、レッドメランティ Saya (Shorea属)、 バラウ Teng (Shorea属)、 メルサワ(Anisoptera属)、チェンガル(Balanocarpus)、クルイン(Dipterocarpus属)、ホワイトメランティ(Shorea属)などがあります。
さらに、レンガス(Gluta属)、ジェルトン(Dyera属)、カポック(Ceiba属)、 モクマオウ(Casuarina属)、ペルポック(Lophopetalum属)、 ターミナリア(Terminalia属)、シンポー(Dellenia属)、エボニー(Diospyros属)、ビンタンゴール(Calophyllum属)、タガヤサン(Cassia属)、 テンブス(Fagraea属)、パラゴム(Hevea属)などもあります。
カンボジャについては、あまりよく分かりませんが、タイの陸続きの隣ですので樹木の種類は殆どタイと同じです。(下記1の本を参考にしてください。)
木材は、主要輸出品でかなりタイなどへ輸出しているようです。
樹木の本は、特にタイやカンボジャに限ったものは知りませんが、 東南アジアの木について述べたものがありますので、その中で両国に産するものを調べてみてください。
1 熱帯農業研究センター 熱帯の有用樹種 大日本山林会 6500円
2 熱帯植物研究会 熱帯植物要覧 〃 4500円
3 須藤彰司 南洋材 地球社 4500円
4 〃 世界の木材200種 産調出版 4940円
5 日本木材加工技術協会 世界の有用木材300種 日本木材加工技術協会
6 緒方 健 南洋材の識別 〃
7 伊東信吾他 熱帯有用樹木解説 農林統計協会 5800円
タイの森林については、樫尾昌秀 東南アジアの森(ゼスト)2,800円
に1部書いてあります。
インターネットに少し出ていましたので挙げておきます。
タイの建材市場
タイの家具産業 (pdf)
南洋材
なお、私が東南アジアで撮った樹木の写真があります。
熱帯地域の花と樹木
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