分別管理及び書類管理方針書(例)
○○工場(株)
平成 年 月 日作成
本方針書は、全国木材チップ工業連合会が作成した「違法伐採対策に関する自主的行動規範(平成20年11月15日)」を受け、合法性、持続可能性の証明された木材・木材製品(以下「合法材」という。)の供給に当たって必要となる分別管理の方針を定めたものである。
(適用範囲)
本方針書は、当工場において、原木及びチップ製品等の取扱に当たって適用する。
(分別管理責任者)
・分別管理を適切に行うため、○○○○(氏名、職名)を分別管理責任者として定める。
・分別管理責任者は、合法材の適切な分別管理及びその実施状況の点検を責任をもって行うものとする。
(分別管理の実施)
・原木等の入荷に当たっては、証明書等により合法材であるか非合法材であるかを確認する。
・原木、チップ製品の仕分け、販売に当たっては、合法材と非合法材が混在しないようにする。
・原木、チップ製品の保管に当たっては、合法材と非合法材が混在しないように、それぞれの保管場所をテープや標識等により明示する。
・チップ製品等の出荷に当たっては、合法材であることを確認の上、証明書を添付する。
(書類管理)
・分別管理責任者は、合法材及び非合法材に係る原木消費量及びチップ製品生産量を実績報告として取りまとめる。
・合法材の入出荷、在庫に関する情報が把握できるよう管理簿を備え付け適切に記載する。
・証明書及び納品書、管理簿等の関係書類は、5年間整理保管する。