全国バーク堆肥工業会
バーク堆肥の品質基準
当工業会のバーク堆肥の品質基準は第1表のとおりです。農林水産省林業試験場
(現独立行政法人森林総合研究所)の品質基準案に従っておりますが、幼植物試験は
その後公布された農林水産省の肥料取締法の改正による“植物の害に対する栽培試験
方法(植害試験)“ (昭和59年)に準拠した方法に改めております。
第1表 バーク堆肥の品質基準
項 目
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範 囲
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有 機 物
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70%以上
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全 窒 素(N)
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1.2%以上
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全リン酸(P205)
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0.5%以上
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全カリ含量(K2O)
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0.3%以上
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(C/N比)炭素率
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35 以下
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PH
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5.5〜 7.5
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陽イオン交換容量(CEC)
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70me/100g以上
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含水率(水分)
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60土5%
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幼植物試験
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異常を認めない
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注 1)各成分含量および陽イオン交換容量は乾物当たり。
2)有機物合有率は炭素含有率を求めて1.724倍するか、強熱減量を用いる。
現物当たりの含有率は28%以上。
3)全窒素含有率は硝酸態窒素を含む。
4)含水率は有姿(現物)。
5)幼植物試験はコマツナ法(肥料取締法の植害試験に準ずる)。