木 材 チ ッ プ 市 況 2月
全国木材チップ工業連合会 平成22年2月26日調 単位:円/kg、%
   (価格は絶乾のチップ工場サイロ下価格)
  用 途 製紙用 ボード類用 燃料用等      資材在庫状況等
樹 種 スギ・ヒノキ類  マツ類 広葉樹 背板、解体材         
地 区 当月 前月比 当月 前月比 当月 前月比 当月 前月比 当月 前月比 当月 前月比 月数     摘   要  
                  4.0 価格変わらず。先行き不安。広葉樹原木入荷が悪化。  
岩 手 12.2 100     15.0 100             L 1.0   チップ受入、Nは3割減、Lも渋い。バークを活用している。  
                  0.5 価格変わらず。原木の受入はかなりi制限。チップ出荷は  
福 島 15.9 100 17.4 100 17.5 100               0.5 Nは25%、L4割減で変わらず。原木在庫はやや減る。   
                  2.0  価格変わらず。原木入荷は雪で少ない。チップ出荷は、N  
富 山 12.5 100 12.5 100 17.5 100             2.5 3割減も年間出荷安定計画ができた。土場はやや減る。
                  N ー 価格変わらず。解体材は低位入荷が常態化。チップの  
静 岡             9.0   7.0   2.5   L ー 引取は順調。ボードからも要望あり。原料無く在庫無し。  
                  N −  価格変わらず。建築解体材の入荷は悪い。古材製紙用  
大 阪             10.5   7.0   -   L ー チップは受入制限なし。生木燃料用はだぶつき気味。  
                  1.0  価格変わらず。広葉樹入荷が悪い。出荷はスギが春まで  
島 根 15.8 100 17.9 100 19.5 100     8.0 100 4.0 100 L −  納入再開、広葉樹は7割。在庫、Lは無い。  
                    価格変わらず。住宅不振で製材が悪く原材料入手が難し  
広 島             12.4           L ー  い。チップ出荷は全部受取る。原材料無く在庫無し。  
                  1.5 価格変わらず。原木入荷はやや減。製紙減産続き、Nチッ  
高 知 13.0       12.0   12.0   6.0   1.0   L 1.0  プは3割減、Lは制限なし。ボード用も2割減。在庫やや減。  
                  0.1  価格変わらず。原木はあまり入らず。チップ出荷は制限  
鹿児島 11.5       16.0               1.0   が、無くなった。在庫は大径木が多く処理の手間が要る。  
  概 況                          
 チップ価格は変わらず。製紙などの大幅減産によりチップ受け取りは、N材原木チップ中心に大幅減、広葉樹も減が続いていたが、今月はやや回復した  
所がある。原材料入荷も各地チップ出荷減により制限が続いていたが、一部解除。建築解体材、製材残材は、住宅建築不振などで共に引き続き極めて  
少ない。原料資材在庫量はやや減少した工場がある。チップ工場の原木受取制限のため、山でも資材が貯まっており、素材生産業にも影響している。  
   

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