| 木 材 チ ッ プ 市 況 | ５月 | |||||||||||||||
| 全国木材チップ工業連合会 | 平成２３年５月３１日調 単位：円／ｋｇ、％ | |||||||||||||||
| （価格は絶乾サイロ下価格） | ||||||||||||||||
| 用 途 | 製紙用 | ボード類用 | 燃料用等 | 原木 | 資材在庫状況等 | |||||||||||
| 樹 種 | スギ・ヒノキ類 | マツ類 | 広葉樹 | 背板、（解体材) | 在庫 | |||||||||||
| 地 区 | 当月 | 前月比 | 当月 | 前月比 | 当月 | 前月比 | 当月 | 前月比 | 当月 | 前月比 | 当月 | 前月比 | 月数 | 摘 要 | ||
| Ｎ 2.0 | 大震災被害は軽微だったが、製紙工場が止まり、チップ受入は、 | |||||||||||||||
| 岩 手 | 11.7 | - | 15.0 | - | 10.0 | - | L 1.8 | 通常の2,3割で、原木仕入は止めているが、経営が出来ない。 | ||||||||
| Ｎ 1.0 | 価格は、前月と変わらず。原木入荷も変わらず。チップ出荷は、 | |||||||||||||||
| 福 島 | Ｌ 1.5 | 製紙工場津波被害のため5割以下。在庫は１−１．５月ある | ||||||||||||||
| Ｎ 0.8 | 価格変わらず。原木は入荷順調。製紙工場の被害は無く、 | |||||||||||||||
| 富 山 | 12.5 | 100 | 12.5 | 100 | 17.5 | 100 | Ｌ 1.5 | チップは計画通り出荷している。在庫は変わらず。 | ||||||||
| Ｎ ー | 価格変わらず。解体材は入荷低位変わらず。チップは、製紙用 | |||||||||||||||
| 静 岡 | (9.0) | 100 | 7.0 | 100 | 2.5 | 100 | Ｌ ー | は全量引取るが、燃料用は関東でだぶつき気味。在庫は無い。 | ||||||||
| Ｎ − | 価格変わらず。解体材入荷はかなり悪い。製紙用受入は、制限 | |||||||||||||||
| 大 阪 | (10.5) | 100 | 7.0 | 100 | - | Ｌ ー | ない。繊維板も一部増加生産。燃料用は震災の影響で変化大。 | |||||||||
| Ｎ 0.0 | 価格変わらず。原木入荷も変わらず。出荷は前年並みの制限。 | |||||||||||||||
| 島 根 | 15.5 | 100 | 17.6 | 100 | 19.2 | 100 | 8.0 | 100 | 4.0 | 100 | Ｌ0.5 | 在庫は変わらず少ない。発電燃料用出荷を計画、テスト出荷。 | ||||
| Ｎ 1.0 | 価格変わらず。海外原木入荷も変わらず。韓国、中国が競合。 | |||||||||||||||
| 広 島 | 12.4 | 100 | Ｌ - | チップ出荷は全量受取る。原木は水面貯木で約１ヶ月ある。 | ||||||||||||
| Ｎ 0.3 | 価格変わらず。原木入荷は、少なく原木確保厳しい。チップ受 | |||||||||||||||
| 高 知 | 12.5 | 100 | 12.0 | 100 | 12.0 | 100 | 6.0 | 100 | 1.0 | 100 | L 0.3 | 入制限は無い。繊維板フル生産でチップの需要増。在庫N減。 | ||||
| Ｎ 0.6 | 価格変わらず。原木入荷も変わらず順調。チップ出荷は今の所 | |||||||||||||||
| 鹿児島 | 11.5 | 100 | 16.0 | 100 | Ｌ 1.1 | ほぼ変わらず。原木在庫も、NL共変わらず。 | ||||||||||
| 概 況 | ||||||||||||||||
| 東日本大震災で東北地方沿岸部はチップ工場、製紙工場とも被害甚大。製紙工場のチップ受取が長期に亘り見込めず、内陸のチップ工場も生産 | ||||||||||||||||
| 再開するも殆ど出せない状況が続く。福島県は調査工場を変更。他地域のチップ価格は、変わらず。原木入荷は東北地方を除き、南部は国有林システ | ||||||||||||||||
| ム材も終わり、概して減少。建築解体材、製材残材は、部材不足などの住宅建築不振、災害嫌気などで共に少ない。原木在庫量は少なくなってきた。 | ||||||||||||||||
| 燃料用チップは東日本では大震災のため需要が減り、西日本でも概して余っており、震災の影響変化が大きい。発電燃料用等に向けてテスト出荷が | ||||||||||||||||
| 始まっている。 | ||||||||||||||||