宿泊したユーレカの街から、太平洋の海岸線を1時間北上すると、レッドウッド国立公園*ビジターセンターに着く。
センターでは、112mと世界1の樹高を持つレッドウッド(Sequoia sempervirens)の木を見に入る許可を
1日先着順に50人までくれることになっている。
この許可がもらえるかどうか職員に聞いてみたら、まだ50人以内なので出せるが、未舗装の道を走り、
往復2時間も歩かなければならないし、他のレッドウッドでも樹高数メートルの違いしかなくて
そう変わらないとのことで、時間もないため、世界1のレッドウッドを見に行くのは止めることにした。
代わりにこの職員の薦めで、センターの近くにあるレディバードジョンソンの林を見ることにする。
ここは、1周40分のトレイルがあり、群生したレッドウッドのオールドグロスを見ることが出来る。
樹高が100m以上もあると、霧に霞んでレッドウッドの頭はまるで見えない。
林床には、エンレイソウがちょうど花の時期であちこちに咲いていた。
白い花が、年数を経ると赤紫色に変わるそうだ。
5月終わりから6月にかけては、西洋シャクナゲが一斉に咲き、きれいだと思われるが、
まだ蕾でやや来るのが早かったようにも思う.
レディバードジョンソンから更に北の太平洋寄りにある州立公園に行く。
レッドウッドの公園は、1つの国立公園と3つのカリフォルニア州立公園が、協力して運営、管理しており、
ここにもレッドウッドが道路沿いに群生している。プレーリークリークレッドウッド州立公園*では、
車からレッドウッドを主体とするオールドグロス林が眺められる。
オートキャンプ場やキャンプ場もプレーリークリークのビジターセンターの周辺に整備されている。
この州立公園の海岸沿いをクラマスまでドライブして、101号線を戻ることにした。
レッドウッド公園地図(*国立公園局へリンク) |
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