平成14年4月26日、UA838便は、定刻10時20分にサンフランシスコ空港に着いた。次のフレズノ行きのスカイウェスト便の搭乗ゲートは87Aと出ているが、
このAは、87ゲートからバスでスカイウェスト航空専用のターミナルに行くことを意味していた。
フレズノまでは、30人乗りのブラジリアという双発のプロペラ機で約30分。 この飛行機にはカリフォルニア州内の移動に後3回ほどお世話になることになる。
フレズノ空港出口にあるハーツの事務所でレンタカーを借り、41号線を北上、途中のオークハースト付近から
雨模様になってしまったが、ヨセミテ国立公園*南口の入り口を経て約2時間半でヨセミテバレーに到着。
途中のトンネルビューからの展望も雨で何も見えず、
ヨセミテバレーに入ってから、ブライダルベールの滝が霧の合間に少し見えたのみ。
雨で寒いし、景色も良くないので、真っ直ぐ今夜の宿のアワニーホテルへ。
The Ahwahnee*は、アメリカ人ならは、一生に一度は泊まってみたいと思っているホテルで、
1927年にヨセミテ産の石や木材を使って建てられた荘重な造りのホテルである。
料金も320ドルとそれなりの高さではあるが。
1年前にインターネットで予約を入れたら幸運にも空きがあったので話しのタネに泊まってみることにした。
今回は、ホテル庭に独立して建っているコテージルームを予約した。外観はみすぼらしい小屋だが、室内はきれいで装備も豪華である。
米国のロッジなどは概してこのような傾向がある。外見だけで判断してはいけないと言うことか。
本館のレセプションでチェックイン後、夕食の予約を頼んだら、レストランが満席で9時過ぎでないと空かないとのこと。
困った顔をしていたら、ルームサービスなら、3,40分で用意できるはずと勧めてくれたので、
ルームサービスを取ることにした。プライムリブのローストビーフとシーザースサラダを1人前お願いする。
アメリカの食事は量が多く、2人前も注文するととても2人では食べきれない。かといってドレスコードのあるようなレストランで
2人で1人前の注文はしにくいので、ルームサービスは正解であった。30分で食事が届き、ビールも飲めてお腹いっぱいになり、
長かった1日は終わり。
ヨセミテ地図(公園局作成PDF) |
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