朝のすがすがしい空気の中、ホテルの庭を散歩する。
庭には、ハナミズキが満開であったが、これは Pacific Dogwood といって、
日本に入ってきているハナミズキ(アメリカヤマボウシ)とは、花の形がやや違う。
朝食は、昨夜行けなかったレストランで食べる。
大きな木材を使った天井の高い食堂であった。
ビュッフェ形式の朝食をとり、1人17ドル。
天気も良くなり、ヨセミテ滝からエルキャピタンなどへバレー内を一廻りする。
ヨセミテ滝は、世界第3位の落差739mの滝で今日も最初の頃は上滝は雲に霞んで見えないが、
春の雪解け時期で水量はすごく多く見応えがあった。秋には水量が減ってしまうとのこと。
午後には、ヨセミテ滝の上滝も見えてきた。
エルキャピタンも、花崗岩の1枚岩で垂直に1000mもそびえ立ち、途中は雲がかかって見えないほど。 ロッククライミングをやっている人が豆粒のように見える。
エルキャピタンの西側に、落差492mで世界10位のリボン滝があるが、水量が少なく、秋には枯れてしまいそうな滝だ。
ヨセミテバレーの東の端にあるカレービレッジ(現名ハーフドームビレッジ)*に移動。
ここは、アワニーとは対照的にだれでも経済的にヨセミテを楽しめるよう木造のキャビンやテントキャビンが主体の宿泊施設でキャンプ場もある。
木造キャビンは、4戸で1つのユニットになっていて、その構造上、隣の水廻りの音が聞こえ、夜などはややうるさいのが欠点だ。
ヨセミテは、ブラックベアーが餌を捜してキャンプ場や駐車場に出没するので、テント内や車内に食べ物を置かないよう至る所で注意される。
熊は利口で、匂いが無くてもボトルの形で飲料水を見分けるとのこと。
鹿、灰色リスや小鳥もあちこちで見かけ、まさに野生生物の世界である。
園内には、中央部にもう1箇所宿泊できるヨセミテロッジがあり、夕食を食べに行った。
ここもレストランは、予約でいっぱいで、1時間待ち。隣のセルフサービスのブッフェで食事をする。
ヨセミテビレッジには、大きなスーパーストア Village Store もあり、
キャンプで自炊する食料品の調達にも全く困らない。
第1日へ戻る |
第3日へ |
RETURN TO HOMEPAGE |