[ 帰国

1 ラピッドシティ空港出発

ラピッドシティ空港

 朝、4時50分に起きて、宿を5時に出発。航空機の予約変更時に係りの人に2時間前には飛行場へ来るようにと言われ、国内線だからそんなに早く行かなくても良いと思ったが、 予約変更を確認する必要もあるし、5時半にラピッドシティ空港に着いた。周りは未だ真っ暗。
 レンタカーを所定の場所にパークし、走行距離を記録し、鍵は事務所のドロップボックスにドロップ。返却は簡単で時間も掛からない。

 ユナイテッド航空の窓口で航空券を入手、きちんと変更されていた。荷物の荷札は成田までスルー。保安検査を受けてゲートに着いたのは6時15分、飛行機の出発予定時間は7時45分なので、チーズとヨーグルトの簡単な朝食を摂る余裕もあった。

 デンバー行きUA3858便は、定時の7時45分にゲートをスタートし、来るときのような乗り換えにあわてる必要はなさそうだと一安心したのもつかの間、3,4分後、滑走路の手前の誘導路で停まってしまった。 スチュワーデスが何か言ったが良く聞き取れない。デンバー空港の管制に不都合があって出発を待たされる様だ。

 デンバーでの乗り換えは3時間あるので、そんなに心配はしなかったが、スチュワーデスに成田まで国際線に乗り継ぐ旨を伝えたら、デンバーに連絡はしておくのでたぶん大丈夫ではないかと言ってくれた。
 しかしながら、それから1時間待たされて、ラピッドシティ空港を出発したのは9時半、2時間近くも遅れてしまい、乗り換え3時間の貯金が1時間余に減ってしまった。


 

2 デンバー国際空港

 デンバー国際空港  デンバー国際空港に着いたのが、10時35分、国際線の乗り換えは、来たときと違って出発コンコースも到着と同じBコンコースで、移動もなく、荷物もスルーで何の手続きもないので、 ワインをお土産に仕入れ、軽い昼食を摂る余裕があった。
 結局、成田行きUA139便は多少遅れ、12時55分に離陸した。席は、変更前は通路側が取れていたのだが、変更したため18Kで3席の真ん中の席となってしまった。 それでもエコノミー席症候群にならないよう、時々通路に出て体操したり、トイレに立ったりして12時間を過ごした。


 

3 日本帰国

 成田に到着したのは予定通りの翌日午後3時20分過ぎ。スルーの荷物も無事に4時に出てきて、税関も並んでいず、4時18分発のスカイライナーに乗れ、家に着いたのは5時半過ぎ、 孫達が来ていたのでお土産のスモーキーベアのぬいぐるみを渡して夕食、口の火傷も殆ど治ったので、日本食はとても美味しい。

 今回の基本的経費は、航空券18万円(内変更追加分4万円)、宿泊料が8万円、レンタカー代8万円、ガソリン代が9、900円、程度。6年前より米国の物価もかなり上がってきているし、 1ドルも95円位だったのが今は120円位と3割近く上がっているので、経費はかなり割高になり、円に換算してみると感覚的には2倍位になった感じで、海外旅行は行きにくくなった。
 車の走行距離は733マイル(約1、170km)。米国中央部の自然と開拓時代の名残を訪ねた旅であった。
 

 

 


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