Z カスター州立公園、ラピッドシティへ

1 アイアンマウンテン道路

アイアンマウンテン道路

 本日は、ゆっくりして朝8時30分に宿を出発。メインストリートの信号を右折、オールドタウンを抜けて40号線をヘルモサ方面へ少し行く。
 すぐに330号プレイハウス道路に右折して(曲がるべきT字路は当然見逃し、戻って左折したのだが)、しばらく山道を行き、国道16Aのアイアンマウンテン道路を南下する。

 アイアンマウンテン道路は高原を曲がりくねりながらゆくが、今日はバッファローも見られない。


 

 

2 野生動物ループ道路

 36号線にぶつかったところからカスター州立公園に再び入る。フロントウインドウに張った通行証を見せて通過。  すぐ先のゲームロッジの手前を左に、野生動物ループ道路に入った。

 このループではプロングホーンという北米の固有種が見られたが、バッファローは相変わらずいない。サイクリングの人たちが大勢ループの坂を登ってきた。 そこにもプロングホーンや、Burroという小ロバ(かって観光用に持ち込まれた)が道路近くに出てきていた。


 

Bison

 

   ループの中程にビジターセンターがあったので、今日はどの辺にバッファローがいるか尋ねたところ、87号線のウィンドケイブ方面で群れが追われているとのこと、 ループを出て87号線を南下、ウィンドケイブ国立公園に入る手前のあたりで、バッファローの群れが、草地の移動のためボランティアのカウボーイに追われていた。

 ここのバッファローは絶滅を危惧して、1914年に36頭が州立公園に放されたもので、1940年代には2500頭まで増えたが、現在は州立公園の草資源で養える1300頭程度に管理されている。
 1000頭をえるバッファローの群れはさすがに迫力があった。

 ここから87号線を引き返し、森林地帯のブルーベルロッジまで行って、そこで昼食。孫まで3代の家族がやはりピクニックランチを摂っていた。いずこも同じである。
 そこでは乗馬トレッキングのご夫妻も馬を休めていたが、そのうち1頭が手綱をほどいて逃げ出す1幕もあった。しばらく追いかけて捕まえて事なきを得たが。

 

3 ラピッドシティへ

ラピッドシティ  87号線をそのまま北上、前に通ったクーリッジ山の横を通り、16Aに戻り、36号線をヘルモサへ出て、79号線をラピッドシティへ向かう。
 市内で1度道に迷ったが、道路にいた方に道を聞いて一方通行のメインストリートのセントジョセフ通りにあるタウンハウスモーテルに着いた。 山の中の道より都会の道の方が目的地に向かうのが難しい。

 大都会のメインストリートを散策、米国の大統領などの銅像が各街角に立っている。泊まってみたかったアレックスジョンソンホテルもセントジョセフ通りにあった。1ヶ月前では満室で予約できなかったのは残念ではあったが。

 夕食は、中華料理の店を見つけて、柔らかい焼きそばを食べた。量が多すぎて、1人ではこれ以上の品数は取れない。
 今回の旅行では、バッドランドやラッシュモアでは大勢の中国人には会ったが、日本人には1人も会わなかった。宿などの変更を日本に電話連絡した以外、一言も日本語を話していないことになる。

 夕食後、タウンハウスモーテルまで戻ってきて、近くのガソリンスタンドで最後の給油、9.5ガロンで24ドル。旅行総計で29.6ガロン、81.5ドルとなった。ここまで722マイル走っているので、 1ガロン当たり24マイル(11.2km/lit)走ったことになる。3500ccの中型だからまあまあの燃費か(フォールクスワーゲンのごまかし燃費には到底及ばないが)。



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