宿を9時過ぎにチェックアウトして、10時のクルーズ船に乗る。公園の女性レンジャーも2日の休暇を終えて5日間の勤務のために
船に乗っている。
湖面から見上げる山々が大きい。遠くにはまだ雪で真っ白なロングフェロー峰がおとぎの国の山のような姿で見える。
クルーズの途中で国境線を越えるが、
湖から山頂までちょうど防火線のように木が伐開されているのではっきり判る。
小1時間でゴートホーントに着く。ここはもう米国領、30分ほど自由時間があるので、 レンジャー事務所まで行って、少しトレイルを歩こうとしたが、カナダ国民と米国民以外はここから先は入れないとレンジャーに止められてしまった。 事務所でスタンプとか何とか言っていたのでそこでビザでも取れば入れてくれるのだろうか。 いずれにしろ時間も無いので諦めて船着き場まで戻ったら程なく出航となった。
帰りにまた国境付近まで来たら、船がエンジンを止めた。湖岸に白い豆粒の様なものが見える。双眼鏡で見ると頭の白いワシが木に留まっている。 米国の国鳥ハクトウワシ(Bald Eagle)だ。王者のごとくじっとして動かない。
2時過ぎに、昨日通ったチーフマウンテン税関に着いた。米国の入国は厳重で、3人の係官がトランクを開け荷物も全部開けて検査する。 ただ、山の中のせいか指紋のチェックはなかった。
途中、行きには寄らなかったセントメリーのビジターセンターに寄り、等高線の入った公園の地形図を見つけて買う。 残りも3日になってから買うのはやや遅い感じもするが。
キオワから山道を越えると、ロウアーツーメディスン湖が見える。
ダグラスファー(アメリカトガサワラ、米松)の丸太を20本以上使って作り出されたロビーの空間には圧倒される。
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