ニュージーランド航空NZ90便は、こちらの真夏に当たる2月9日午前9時20分にクライストチャーチ国際空港に着いた。
昨日の夜、6時に成田を発って11時間後のことになる。
国際線の到着ロビーのハーツのレンタカー事務所には人が居らず、国内線ターミナルの事務所で手続きしなければならなかった。 予約はしてあったが、何かと時間が掛かり、空港を出発できたのは、11時近くになってしまった。
車は赤のフォード、距離計は8500キロとまだ新しい。料金は10日で約1000ドル、 今回は1日28ドルの車の全保険にもしっかり加入して万全。
道は、カンタベリー平原の農業地帯を行くが、街を出ると制限速度が100キロになり、
皆、飛ばしだし、1車線づつの対面交通なのでやや緊張する。
また、信号の代わりにロータリーになっているところが多く、これも慣れないとまごつくことになる。
コツは、(右側から来る)ロータリ内の車を優先することをしっかり覚えておけば良いことなのだが。
途中のランギタタで1号線を右折してからどこを間違えたか、ゲラルデンへの道が分からなくなり、
30分ほど道草を食ってしまった。結局、名もない町で昼食となり、約4時間かかって午後3時頃にテカポに着いた。
テカポは、マウントクックへ行く通過点の小さな町で、テカポ湖の南端に位置する。 有名な善き羊飼いの教会やバウンダリー犬の像があり、これらを見て回ったが、他にはあまり見るものがなく、 まだ時間もあるので、近くのアレクサンドリナ湖まで行ってみた。 途中テカポ湖の横を通っていくのでこのテカポ湖の大きさが良くわかったし、氷河の水の流れ込んだミルキーブルーの色がが美しい。
テカポには、あまり宿泊設備がないが、 長時間の飛行機搭乗のあとなので、余裕をみてここに泊まる予定を立てた。 観光シーズンで日本からの予約もかなり厳しかったが、 インターネットでなんとかGodly Resort Hotel*の予約が取れた。宿泊料は、朝食、税込みで145ドル。
夕食は、このホテルのビュッフェ形式のレストランで摂った。ワインは、ニュージーランド産の白のソービニオンブラン、安くて大変おいしい。 2002年が当たり年とのことだった。
ワインの酔いも良く利いて早めに休むこととする。かくしてニュージーランドでの初めての1日が終わった。
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