行ける所まで行ければいいと軽い気持ちで出発したが、広葉樹林の中の渓流沿いの気持ちの良い下り道を約25分で、滝まで着いた。ここでも鹿が朝食を取っているのに間近で出くわした。
こちらは朝食抜きでお腹が空いてきたので羨ましい。
2段に分かれているDark Hollow 滝の下の滝 low fall まで行って戻ることにしたが、帰りは登り道のため30分ほど掛かった。途中で4,5歳の子供連れにも会ったほど手軽なトレイルだった。
ここからスカイライン終点まであと20マイル、景色もあまり変化がないので、展望台も一部パスして進む。
時期的にも花も少なく、アパラチア山系に特有の小灌木のカルミアの花が咲いているのが目に留まる程度。
このドライブ中にブラックベアー(American black bear)が道を横切ったが、
運転中で流石に写真を撮るのは難しく、あっという間に林に走り込んでしまった。未だ小熊のようだった。
公園の南出口となるスカイラインドライブ終点についたのは12時半過ぎ、ここから複雑な立体交差をナビの指示通りに行って、
インターステイツ64号に入れた。この道を東へ約3,40分走って、ナビの指示通り出口118で出て、環状線の250号線へ入り、迷うことなく今夜の宿デイズインに着いた。
ここは交通の要所らしく、Days Inn *の他、Quolity Inn、Econo Lodge、Holiday Inn、Comfort Inn、Country Inn、English Inn など経済的なモーテルが近くに並んでいる。
燃料計も半分になっていたので、向かいのガスステーションで給油、レンタカーの契約がガソリン買い取り制(FPO)だったので、明日の帰りのダレス空港まで持つと思われる4ガロンほど
給油した。ここもガスポンプの機械ではVISAカードが効かず、店員のいる店内の機械で支払うことになった。1ガロン2.09ドルで計約8ドルであった。
ここは、シャルロッツビルの中心地からはやや北に離れており、中心部にはバージニア大学もある伝統のある都市で歴史的世界遺産にも登録されている街であるが、
午後はゆっくり休むことにし大学付近には行かないことにして、休息。夕方、お腹の具合も良くなったので、宿の向かいにあった中華料理店四川で夕食を摂ることにした。
メニューは、エビのオイスターソース炒めと白ワイン(シャルドネ種)、中華料理は一皿の量が多く、1人だと多くの種類が取れず1品になってしまう。
単身者用に、少量多種類のセットをメニューに加えてもらえないものだろうか。もっともこれでは手数も掛かり採算が取れないのかもしれないが。
宿に帰って、領収書などの整理をしていたら、ワシントンDCのフェアフィールドインの領収書に3日分の駐車場代53ドル(税込み)が入っている。ここではレンタカーは使わなかったのにーーー。 直ぐホテルに電話したら、クレジットカードに返金しておきますとのこと。領収書をもらったら中身を良くチェックしないといけない。
「帰国後、ここシャルロッツビルで南北戦争の南軍総司令官リー将軍の銅像を市が撤去することに反対して、白人至上主義団体が抗議集会を開き、
反対派との衝突で死亡者が出たと言う事件が起こり、またもやトランプ大統領の発言で米国内の分断が助長されてしまった。
今回は市の中心部に行かなかったので、解放公園(リー公園を改名)にあるリー将軍の銅像は見ていないが、米国には未だに南北戦争の影が深く残っている様だ。」
第4日へ戻る |
第6日へ進む |