日本ではあまり知られていないが、この29号線付近は、ワインカントリーでシャーロッツビルを中心に30以上のワイナリーがある。
1つくらいは寄って見たかったが、車の運転手ではテイスティングもできないのであきらめて真直ぐ進む。
また、1805年、第3代大統領ジェファーソンの命令で、ミズリー川を遡って初めてオレゴン州の米国西海岸に到達したルイスとクラークもこのシャーロッツビル近くで生まれたようだ。
MadisonやCulpeperなど農村の小さな町を過ぎ、約1時間運転して、Opal と言う小さな町の大きなガスステーション兼コンビニで休憩、ワインの代わりにコーヒーを一杯。
Opalから、2日前間違えてインターステイツ66号線を降りて入ってしまった15(29)号線に合流してインターステイツ66号線に自然に入り、
ダレス空港のハーツのレンタカー事務所には一時間後の午後12時半に着いてしまった。シャーロッツビルから104マイルの道であったからまあそんな所要時間なのだろう。
時間も十分あるので、6月14日のデンバーからの帰国便の座席がオープンになっていたため、出発ゲートD1のUA係員に帰国便の座席指定で 通路側が取れないか頼んでみた。時間を掛けて調べてくれたが、通路側は空きが無いという。 それでも日本語の分かる人のいる所にも電話してくれて、グレイドアップすればあるようだとのこと、 しかしそんな経費は払えないので更に粘っていたところ、再度調べてくれて34Jと後の方なら見つけたとのこと、それでお願いした。粘ってみるものだ。
デンバー行きUA542便は30分遅れて午後4時半に出発、デンバー空港には、現地山岳時間午後5時40分に着陸、時差は2時間なので約3時間の飛行時間だった。 だがしかし、デンバー空港は広大でタキシングに時間が掛かり、今回は空港の混雑も加わり、到着ゲートのB29 へ着いたのは何と午後6時半、 乗り換え時間には余裕があったので慌てなかったが、この空港はいつももこんな感じで、乗り換えには十分な時間的余裕が必要なようだ。
ノースダコタ州ウィリストンへの搭乗ゲートはB77、地方の小都市への飛行は何時もBコンコースの端で地上を歩いて乗ることになる。
搭乗航空機はターボファン双発のジェット機 Embraer ERJ145で定員37人の短距離ジェット機だ。
午後8時に出発して、ウィリストンには現地時間午後10時半に着いた。
複雑なことに、ウィリストンはミズーリ川左岸に位置するため、中部時間が採用されており、実際の飛行時間は1時間半ということになる。
ノースダコタ州やサウスダコタ州は、ミズーリ川左岸は中部時間、ミズーリ川右岸は山岳時間と州の真ん中で標準時が分かれており、
さぞかし不便なことであろうし、旅行者はこれを知らないとまごつくことになる。
ウィリストンのスローリン フィールド国際空港は、小さな空港で荷物も直ぐ出て、空港前のタクシー乗り場で日本から予約しておいた グランドウィリストンホテルまで行ってくれるよう頼んだら、そこは空港の目の前だと断られた。 それでも荷物があるのでお願いしたら、他に客もいそうもないので載せていってくれた。初乗り料金は5ドル位だったので、チップに5ドル足して10ドル払ったら サンキューと喜んでくれた。
ホテルの部屋はかなり広くて良いが、地方都市のためか、宿泊代は税込み82ドルと安い。夜も遅いのでお風呂に入って直ぐ休む。
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