カラコギカエデ

Acer aidzuense

カラコギカエデ
落葉小高木。樹皮は、灰褐色で粗く、小斑状に剥げる。

葉は、十字対生、葉の基部は円形、上面は、緑色、光沢がある。 下面は、黄緑色で脈上に軟毛がある。鋸歯があり、秋に紅葉する。

5−7月、雄花と両性花を混じえて咲く。

翼果は、10月に熟す。

温帯地方の湿地に生育する。

材は、帯黄白色でやや硬く、箱、ろくろ細工に使用される。葉にタンニンがあり、染料、目薬などに使われる。

分布 北海道、本州、四国、九州


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