ジゾウカンバ

Betula globispica

ジゾウカンバ
落葉中高木。樹幹は曲がり、樹皮は、灰白色で薄く横に剥げる。

葉は、互生し、広卵形、葉先は短く鋭り、基部は、浅心形、不斉な細鋸歯がある。

葉の上面は濃緑色、下面は淡い緑色。

花は、5月に新葉とともに開花する。

果実は、10月に球形に熟す。

温帯上部から亜高山帯下部の岩尾根等に特産し、奥秩父には多く見られるが、一般には稀。

材は、強靱でミズメに似る。薪などに使う。

分布 本州中部(栃木から長野まで)。


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