今日はゆっくり9時過ぎに宿を出発、ヒーリー付近で雨上がりの虹が出る。2重の虹で大変美しい。
このあたりの樹木は寒い気候のせいか、高さ2mくらいしかない。アラスカに生える針葉樹は、ホワイトスプルース(Picea glauca)とブラックスプルース(Picea mariana)の2種が殆どだが、
遠くから見ても全く区別がつかない。近くで葉を見れば、ホワイトスプルースは葉の長さが2.5cm程と長く、 ブラックスプルースは1cm程と短いので判ることは判るのではあるが。
ヒーリーでガソリンを補給、1ガロン3.4ドルもする。ここまでの走行距離は約270マイル、8ガロンのガソリン消費なので1ガロンあたり33マイル(15km/lit)の燃費になる。
アメ車にしてはまあまあの燃費か。
道はネナナ川にそって北上し、1時間半ほどでネナナの街に着いた。ここでネナナ川はタナナ川に合流するが、
ここでは、川の氷が溶けて流れ出す日を当てるネナナアイスクラッシックが有名だ。
鉄道博物館という名前の鉄道駅を兼ねたお土産屋さんによってからまた3号線に戻り、フェアーバンクスへ。
フェアバンクスに着いたのは、1時近く、3号線を降りてユニバース通りにあるフレッドマイヤーというスーパーで買い物とついでに昼食。 メキシコ料理の辛いサンドイッチみたいなものだったが、結構美味しかった。
フェアバンクスからスティーズハイウエイを北上して10マイルほどにある石油パイプラインを見に行く。このパイプラインは北極海のプルドーベイから
アラスカ湾の不凍港バルディーズまで延々1280kmに渡って続くパイプラインで、このあたりは地上に出ていてビジターセンターがあり見学が出来る。
驚いた事に夕暮の頃、この温泉リゾート裏庭の池に、デナリ公園のシャトルバスツアーでも見られなかったムースが来てるではないか。
写真を撮っても驚かず悠々と裏の林の中に消えていった。
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