今日も快晴、今回は全く雨に降られない。朝8時45分に宿を出発し、44号線の清々しい高原を約40分走り、
ラッセン火山国立公園*の北エントランスに到着。
入り口のマンザニータ湖に車を停め、湖畔をビジターセンターまで歩く。ラッセンの主峰が湖に写って素晴らしい景色だ。家族で釣りをしている人たちが沢山いた。
ビジターセンターには、地震計が置いてあって、火山の公園らしい。1914年6月の大爆発では、丁度調査に入っていた3人が異常振動を感じて直ぐ逃げ、
奇跡的に助かったとのことである。
ラッセン火山を半周する公園道路を南へ下る。
ここの森林植生は、標高2000mまでは、ポンデローサパイン、ジェフリーパイン、シュガーパインなどのマツ類やホワイトファーが見られたが、
これより高くなると、カリフォルニア特有のレッドファーが主体となり、ロッジポールパイン、ウエスタンホワイトパイン、メルテンスツガなどが交じってくる。
名前も良くわからないが、可憐な花もところどころで見かけられた。
300年前の火山ドームが崩れた痕跡の岩石地ケイオスジャンブルや飛んできた大きな重量300トンもある火山弾ホットロックなどを見ながらドライブ、
標高2100mのサミットレイクで12時になったので、林の中のキャンプ場で持参のお弁当で昼食を摂る。
最後のサルファーワークは、硫黄の噴気孔があり、60万年前のテハマ山の中心地である。
ここからリッジレイクへの歩道があったが、15分くらい登ったところで雪に閉ざされ戻る。
6月末ではラッセンはハイキングにはまだ早いようだが、雪解けした所にいくつか花も咲いていた。
夕食は、宿で見かけは良くないが味は良いと紹介してくれた中華料理店 Flying Boat へ、9.5ドルのコース料理にしたが、
スープ、エビ、春巻き、牛肉とブロッコリ、酢豚などでやはり量が多く半分ほど残ってしまった。
ラッセン国立公園地図 |
第6日へ戻る |
第8日へ進む |
RETURN TO HOMEPAGE |