今日は、ロッジのレストランで、卵、ベーコン、ジュースの典型的なアメリカンブレックファーストを食べた。2人で10ドルと
安かったが、とても美味しかった。
ロッジを出て、モニュメントバレー*のビジターセンターへ行く。ここは、国立公園ではなく、ナバホ族の公園で、 ゴールデンパスポートは使えず、1人2.5ドル必要。
ここから、園内を回る道があり、自分の車でも入れるが、砂道なので昨日のパンク もあって、ガイド付きツアーに乗る。
車は、ボロの四駆ジープ、ガイドは、ナバホの20才の青年だった。約2時間でジョンフォードポイント
などの見所を廻ってくれたが、
様々な形をした赤い岩(メサ、ビュート)が、林立していて、西部劇の舞台にいるようだった。
植物は、ユタジュネパー、セイジ、刺のある灌木がほんの
少し生えている程度だが、こんな貧しい植生でもナバホ族は羊を飼っている。
昼食は、ビジターセンターのレストランに入ったが、アメリカ人の団体が大勢来ていて注文に時間がかかってしまった。 アメリカ人も団体で観光するのかと妙なところで感心。
ペイジへ向かう途中、モニュメントバレーから離れるところで、特徴のあるアウルロック(ふくろう岩)が見送ってくれる。
ペイジまでは、約120マイル。ケイエンタを過ぎたあたりから、小雨が降り、初めてワイパーを動かす。広い平原なので、見晴らしは良く、 雲の下だけ雨が降っているのが、はっきり判る。
160号を右折して、98号に入ると雨が降る地域なのか樹木も少しづつ現れてくる。まだ、たまにスクエアビュートなどの岩山が残っている。
ナバホの火力発電所近くにアンテロープキャニオン*という1931年に発見された地下の渓谷があったが、 時間も5時過ぎていて、ガイドツアーでないと入れないとのことで通過、ペイジの街に入る。
しばらくぶりの街で(人口6,600人)、予約しておいたデイズインを探すのに手間取ったが、5時半に到着。
ホテルにレストランが無いので、夕食は、近くに一品香大飯店という店を見つけて中華料理にした。味は、本格的でなかなか良かったが、 スチームライスと頼むと、プラスチックのおひつに白飯を盛って出てくるのは、日本式と中華がミックスされている感じであった。
デイズイン*は、街の郊外にあり、部屋は広く、宿泊料は92ドル。
今日の走行距離は、120マイルと昨日の3分の1。
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