今日は、約380マイルも走らねばならないので、早朝6時半に出発。モーテルは鍵を部屋においていってくれればそれでよいとのこと。
朝焼けのウィラーピークを見ながら、走る。イリーまでは1時間。それから先は走れども走れども、セイジブラッシの大海原である。
グレイトベイズン(大盆地)は、ユタ州北西部からネバダ州、カリフォルニア南西部にかけて、
面積5200万haと日本の1.4倍もある広大な地域で、多くの山地と盆地からなる。
降雨量も少なく、ここの湖や川の殆どは、途中で枯れてしまい、海に注ぐことがないし、植生も見渡す限りのセイジブラッシである。
3時間半、230マイル走って6号線のトノパーの街に着いた。ここは大きい街らしく、交通量も多い。
(後でインターネットで調べたら人口は2600人であった。)
信号のある角を左折したところに、大きなラマダインがあったので
このモーテルのレストランで昼食にする。クラブサンドとコーヒーで7ドル位。
レストランの入り口にカジノがあったので、手持ちのクォーターコイン2枚をスロットマシンに投入、当然当たらなかった。
この後、買い物に入ったスーパーでもレジの外に4,5台のスロットマシーンがおいてあり、買い物のおばさんがやっていた。
日本のパチンコみたいな感覚であろう。
ついでにここでガソリンも満タンにする。日本発行のクレジットカードは、Visaではあるが、
どうもポンプの機械に認識されず、店のレジでそのクレジットカードで支払うことになった。
他のガスステーションでも駄目なところが多かったが、効く所もあるので機器設定の問題であろう。
ゴールドフィールドを過ぎると平原にポツポツとヨシアツリーが現れてくる。ユッカの1種だが、近くで見ると以外に大きく、奇妙な形で1度見ると忘れられない。
スコッティジャンクションで右折、デスバレー国立公園*に入る。
最初に出てくるのが、スコッティキャッスル。ここは、昔、シカゴの億万長者ジョンソンが保養のために建てた別荘で、 友人のバッファローショウの人気者スコットが、デスバレーの秘密の金鉱からの金で建てたと言いふらし、結局、スコットの城と言われるようになったそうだ。
車から降りると暑いこと暑いこと、華氏104度もある。摂氏に直せば40度だ。廷内を廻るツアーがあるが満員で、次のは1時間後となるため外観だけ見学。
次はウベヘベクレーターに行く。そんなに古いものでなく、わずか3000年前に水蒸気爆発した火口跡で大きいのと小さいのがいくつか在る。
ここから砂利道を27マイル行くとレイストラックと言って、石が一定方向に移動する珍しい場所があるが、
車高の高い車で4駆がリコメンドと看板が出ているので行くのは止めることにして、
ファーニスクリークランチを目指すことにした。
その途中で、タイタス谷の入り口へ寄り道。一方通行で谷には入れないが、こんなに切り立った谷の奥に、ゴーストタウンになった街が在ったとはとても信じにくい。
次にソールトクリークトレイルにも寄って、学習トレイルを歩こうかと思ったが、あまりの暑さで途中から引き返した。
ハーモニー珪砂工場跡も暑くて近くまで行く気になれず、駐車場から遠望したのみ。
デスバレー、ビッグパイン、ヨセミテ付近地図 |
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