今日も快晴、朝7時に出発し、ビショップを通過し、リーバイニングで左折、120号線を西に向かう。
この道は1880年ころに作られた鉱山道路を改良したものだ。
タイオガ峠は標高3000mもあるが、ここにヨセミテ国立公園*の入り口ゲートがあり、20ドルの入園料を取られる。
女性レンジャーにサンフランシスコまで通過するだけだがと軽口をたたいたが、まけてもらえなかった。
タイオガ道路周辺はハイカントリーといって、湿原の広がるのどかなところである。ツオルムミドウのビジターセンターから、西へちょっと行ったところに、
カテドラルレイクへのトレイルの入り口がある。道路の両側に駐車が出来るので、ここに車を止め、トレイルを登りだした。
この道は、ヨセミテバレーのカレービレッジの先から続くジョンミュアートレイルの1部になっているので、
馬での散策の道にもなっているらしく、馬糞が落ちていたり、蹄で土が砂状になっていたりで、いささか歩きにくい。
カテドラルピークも近すぎて木々が邪魔して見えない。それでも1時間半位登ってカテドラルレイクの分岐点近くまで来たが、
11時になったので引き返すことにした。
ちょこちょこ現れるリス君と遊びながら、1時間でタイオガ道路まで戻り、草原で昼食。こちらからの方が、カテドラルピーク、ユニコーンピーク、
フェアビュードームの姿がよく見える。
タイオガ道路を更に進むと、テナヤレイクが太陽の光を浴びて美しい。オルムステッドからは、ハーフドームの裏側が遠くに見える。
ビッグオークフラットの出口でヨセミテとはお別れ、一路サンフランシスコへ。
ビッグオークフラットの街で、ガソリンを給油、ここからは急カーブ、急坂の連続で山を下った。
オークデイルで右へ曲がる案内板を見落として120号から外れてしまった。近道で戻ろうかと地図を見たが判らない。
仕方なく間違えた交差点まで戻り120号に復帰、
マンテカでは、205号からサンフランシスコへの580号への入り方が地図とは違っていて戸惑ったが、案内標識に忠実に従って無事に入ることが出来た。
金曜日の夕方で、サンフランシスコへ近づくにつれ対向車線は、数珠繋ぎの渋滞である。発電風車の立ち並ぶリブモアを過ぎ、ヘイワードで5時半近くなったので
フリーウェイを降り、今夜の宿を探そうと思ったら、出口の先に緑の看板のホリデイインが見えたので即チェックイン。
ここは、ヘイワードのカストロバレー地区のホリディインエキスプレスで、私はインターコンチのシックスコンチネタルカードを持っていたので
同系のホリディインは、エキスプレスチェックインが出来て、殆ど記帳もせず直ぐに部屋に入れた。1泊80ドル。
しばらく一休みして、ビールを飲みたかったので、徒歩で、夕食に出かけたが、
このような都会(人口14万人)では、歩いている人は殆ど居ず、
交差点の歩行者用信号はいつまで経っても赤のままで変わらない。
どうも横断したいときは、歩行者用のボタンを押さねばならないようだ。
そのことにやっと気が着いて動けるようになった。唯一見つけたレストランは、満席で待っている人が沢山いる。
あきらめて近くのバーガーキングでハンバーガーの夕食になってしまった。
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