6月末の日本の梅雨を脱出して、空気の乾いた快晴のシアトルシータック空港に朝8時に着いた。
同日の午後4時に成田を出発したので約8時間の飛行時間だった。
空港からはこれから行く予定のレーニア山がよく見える。
空港で日本から予約しておいたハーツのレンタカーを借りて、10時半には出発できた。
空港から直ぐにインターステイツハイウェイの5号線に入り、
タコマの133番出口で降りたが、7号線に入る道を間違えてしまい、通行人のお爺さんに道を聞いて正しいルートに戻れた。
途中の小さいスーパーで昼食のサンドイッチと水、果物を購入。一路レーニア山へ。
7号線から、エルベで706号線に入り、ほどなくレーニア国立公園*入り口、ニスカリへ、
公園の入場券は昨年のパークパスが6月一杯有効なのでそれを見せて通過、ロングマイヤーを過ぎて
大森林のなかの道を行くと、高度が直ぐ上がっていく。
ビジターセンターのあるパラダイスには 12時半に着いたが、ここは標高1700m近くもあり、
まだ雪が残っている。降雪量はなんと17mにもなるという。
雄大な雪のレーニア山(標高4392m)を眺めながら昼食。鳥の声が心地よい。
食後、ニスカリ展望トレイルを歩こうとしたが、スタートの最初から雪の上、坪足では疲れてしまい、
20分ほどでギブアップ、雪の解けた所に咲いている花の写真を撮ることに転向する。
雪解け後の短い時期しか咲かないアバランチリリーというカタクリの仲間の写真が撮れたのは幸いだったが、
訪問時期がやや早すぎたかも知れない。
ここパラダイスで見られた花は、ユリ科のアバランチリリー、グレーシャーリリー、サクラソウ科のシューティングスターなど、雪が解けていればお花畑がもっときれいだっただろう。
インディアンペイントブラシ | ルピナス |
30年ほど前、オレゴン州ポートランドの森林局に森林施業の勉強に来ていた頃、子供たちを連れてここやサンライズまで来たことがあったが、
遙か昔でもう殆ど記憶にない。
シアトルへの帰りは、レーニアの東側を廻って帰るつもりだったが、
410号線の北が雪のため閉鎖という表示が出ていたのでリフレクションレイクまで行って
諦めて戻ることにし、もと来た道を3時間半かけてのんびり帰った。
宿は明日の飛行機が早いのでシータック空港の目の前にあるホリデイインにチェックイン。
飛行機では寝られなかったので、ビールを飲んですぐ休む。
シアトル付近地図 |
レーニア国立公園の地図 |
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