W グレンウッド温泉へ

1 グランビー

貨物列車

  今日もゆっくり8時45分過ぎに宿を出発、グランドレイク、シャドウマウンテンレイク、グランビー湖など大きな湖沿いに下っていった。 グランビーでトイレ休憩にガソリンスタンドに寄っていると、すぐそばに鉄道線路があり、丁度、長い貨物列車が通過したので写真に納める。
 ついでにガソリンスタンドにキャンピングカーを駐車して商いをしていたおみやげ屋さんからも ナバホ族などネイティブのお土産を仕入れる。

 

サルファー森林管理事務所  40号線に曲がったところに、アラパホ国有林*のサルファー森林官事務所があったのでちょっと寄ってみた。ハイキング用の地図や資料、お土産品まで豊富においてあり、 スモーキーベアのぬいぐるみを買ったら、スモーキーベアのスカーフを孫用にとくれた。マウンテンパインビートルの被害を聞いたら、国有林も酷くて被害の図面も出してくれ、 思わぬ収穫になった。
 I-70まで40号線を下る。ウインターパークなどスキー場が多い。峠を1つ越しエンパイアからI-70に入る。 


 

2 ジョージタウン

ジョージタウンの街   I-70に入ってすぐジョージタウンという古い街が地図にあったので急きょインターステイツを降りて ジョージタウンのビジターセンターへ。ここでジョージタウンループ鉄道という昔の鉱山鉄道があるというので 行ってみた。観光用に蒸気機関車も動いているようだが、行ったときはディーゼル車が動いていた。 子供たちが沢山乗っていて楽しそうだった。


 

3 ベイル

アイゼンハワートンネル  また I-70へ戻り、アイゼンハワートンネルと名付けられた大きなトンネルを越して、ベイルに向かう。 1つ手前の出口で I-70を降りてしまったので、戻ろうとUターンをしようとしたところ後方を良く確認していなかったため、 後ろの車に追突されそうになった。後ろの車が急ブレーキをかけてくれたので事なきを得たが、 米国では普通の道路でも時速100キロくらいで走っているため、遠くに見えても1,2秒で近くまで来るので 注意が肝要だ。今回の旅行で唯一危ない思いをしたことではあった。

 

ベイルの街とスキー場  正しい出口からスキーリゾートとして有名なベイルに入ったのが午後1時。この街中は車禁止で、車は中心の大きな駐車場に置いて、 後は徒歩、またはバスで廻ることになっている。小さい街なので歩くことにして、スキー博物館やリフトなどを見学、 小綺麗なレストランがあったので昼食、またBLTサンドイッチをシェア。欧州のスキーリゾートの様な落ち着いたきれいな街なのでゆっくりお土産を買ったり して、午後2時半にベイルを出発した。

4 グレンウッド温泉

 グレンウッド温泉プール   I-70をさらに西に。途中、急峻な岩場でコロラド川が狭くなっているグレンウッドキャニオンの景勝地を車にいながら 堪能して、今日の目的地グレンウッド温泉に着いたのが午後4時であった。
 グレンウッドスプリングロッジにチェックイン、2部屋のスイートで320ドル。温泉の入場券や朝食はこれに含まれている。 早速、温泉プールへ、現金を持って行かなかったのでロッカー用のコインがなく、入場口でつたない英語で事情を説明し、 クォターコインを4枚借りる。プールは41度の暖かい温泉部分と38度の温泉プールに分かれている。暖かい温泉に入ってから ぬるい温泉プールに入ると肌寒いのでもっぱら暖かい温泉に浸かっていた。ジャグジーもあるのだがこれもクォターがないと動かないのであきらめる。 後で1ドル返しに行ったら、返さなくて良いと言われた。米国人は小銭の扱いはおおらかで小銭の釣り銭などは代わりにキャンデーをくれたりする。
 水着着用で入るため、日本の温泉の様に情緒のあるものではなく、かれこれ30分ほどで切り上げる。

 

パイプライン  夕食は橋を渡って、街の中心へ。看板にクラブレッグ19ドルと出ていた店に入る。こんな山の中でカニが採れるのかと聞いたら ここの温泉で採れると冗談を言っていた。イタリアンレストランらしく出てきた料理はおいしく、カニも Snow Crab (ホンズワイガニ)で 甘く上品な味は日本で食べるホンズワイと同じだった。アラスカから空輸しているらしい。
 隣に座った米国人のご夫婦が日本にいたことがあると話しかけてきて、娘がウドンが大好物であるとか話が弾み、 耳を英語に集中しているのでカニが中々食べられない。コロラドスプリングスの空軍士官学校に勤めているといい、 軍の関係で日本に住んでいたようだ。日本は素晴らしいと我々にもビールを一杯づつご馳走してくれた。好評な日本の評判様々である。


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