本日は、8時45分出発。街を出てすぐリオグランデを渡り、17号線へ左折、モスカでガソリンを入れてからグレイトサンドデューン国立公園*へ。
この広大な砂丘は、サングレデクリスト山脈に吹きつける南西の常風が細かい砂の粒子を長年月営々と運んできて造られたもので、標高2500mと高地にある砂丘は珍しい。
面積も8千ヘクタールほどもある。
ビジターセンターに寄ってから、普通車で入れる限界のポイントオブノーリターンまで行く。
途中で4駆の20台以上の車列部隊と出くわし、道を譲ってやり過ごした。もっと奥のメダーノまで行っていたようだ。
直射日光がきつく、砂丘に登るのは止めて公園を跡にしたのは10時過ぎ。ブランカ峰を左に見て150号線を南下、
再び160号線に戻り東進を続ける。
フォートガーランドには砦博物館が道脇にあったので寄ってみた。この砦は1858年に造られた日干しレンガの砦で、 1883年にその役目を終えたが、今でも当時のレンガ作りの建物が残っていて往時の騎兵隊とインディアンや開拓者達との 物語が偲ばれる。
ロッキー山脈を抜け、インターステイツ25号とぶつかるウォルゼンバーグへ着いたのが12時過ぎでここで昼食。
またBLTサンドイッチで簡単に済ます。
ウォルゼンバーグからI-25号をプエブロへ。さすがに幹線道路で制限速度も75マイル、車線も5車線もあるところもあり
約50マイルを1時間もかからず、プエブロに着いてしまった。ここでI-25号を降り、50号をキャノンシティへ向かう。
キャノンシティには刑務所博物館があり、今も州立の刑務所があるようだが、あまりご縁が出来ないようにと素通りして街の郊外、アーカンサス川が削りだした
ロイヤル渓谷へ行く。
ここには世界1高い吊り橋が架かっており、橋周辺がテーマパークになっていて、家族連れが大勢来ていた。
入園料は30ドル近くもして高いと思ったが、園内のロープウエイやインクライン、催し物やショウ、橋の通行料も含まれているので
仕方がないか。
この橋は1929年に35万ドルの経費をかけて造られたもので、長さは384m、アーカンサス川からの高さが321mあり、橋に敷いてある木の隙間から下の川が見えて足がすくむ。
川縁にはロイヤル渓谷ルート鉄道が走っており、覗いた時に丁度列車が通過していた。
また筏下りのラフトも川の中で下っていたが、高すぎて豆粒にしか見えない。
インクラインは沢山並んでいたので川底へ降りるのはあきらめ、ロープウエイに乗って対岸に渡る。ここでこの旅行で初めて日本人の方に会った。
1年間語学留学に来ている家族で、米国の大自然が好きで週末などには色々な国立公園を廻っているそうだ。
帰りは、この橋を恐る恐る自分で運転して渡って、ループ道路を又50号線に戻って帰った。
グレイトサンドデューン国立公園地図 |
第6日へ戻る |
第8日へ進む |
表紙へ戻る |