U オリンピック国立公園ホーレインフォレスト

1 カラロック海岸

カラロックインフォーメイションステーション

  ゆっくりロッジで朝食を摂り、9時頃に出発。 キーノールトインディアン居留地の内を通る。伐採地が多い。
 海岸まで出たキーツにオリンピック国立公園*のカラロックビジターステーションがあったので、 地図をもらいに寄る。


 

ルビー海岸

 ここから101号線は海岸沿いに走り、太平洋の大きな波が寄せ、霧が出ている。
 道沿いにあるアメリカネズコ(Western redcedar)の巨木を見てから、ルビー海岸に降りる。 海流に浸食された岩がおもしろい。


 

2 ホーレインフォレスト

コケの樹木

 ここからホー川沿いに遡り、ホーレインフォレストへ。
 オリンピック半島の西側は雨量が多く、 ここの森林は温帯雨林と呼ばれる湿気の多い林になっている。 ホービジターセンターの周囲の自然歩道のうちスプルースネイチャートレイルを約40分で1周り、 大きな木には地衣類やコケがびっしりからみついていて、魔法使いや妖精が出て来るような感じの森林である。

 

 

列状更新

 針葉樹はなかなか見分けがつき難いが、この森林は、アメリカネズコ(米杉)、アメリカツガ(米栂)、シトカトウヒ(スプルース)、ダグラスファー(米松)などの 4種が主になっている。林床には植物が繁茂していて、種子の生える空間がないため、倒木上に稚樹が生え更新しているのが見られる。
 広葉樹は、それこそたくさんの種類が見られるが、 ビッグリーフメイプル、ヴァインメープル、レッドアルダー、コトンウッド、ヤナギ類が目立つ。

 

 

 

伐採現場

 ビジターセンター前のピクニックテーブルで持参のパンとジュースの昼食。
 再び101号線に戻って北上する。 途中、フォークスの手前で伐採中の現場があり、見学してきた。この地域は森林に恵まれていて、 すれ違う大型のトレーラートラックの殆どは材木を積んでいる。


 

3 ソルダック温泉

ソルダック温泉リゾート

 101号線から再度山に入り、12マイルでソルダック温泉*に着く。硫黄の臭いがして、日本の温泉に来たようだ。

ソルダック滝  3時過ぎにはここに着いていたので、宿から20分ほどのソルダック滝まで散歩する。

 散歩から帰って、温泉に浸かる、と言っても水着を着ての入浴でなんだかプールに入っているようだ。 事実25mプールもあった。


 

 山の中の1軒宿で周りには何もなく、宿のレストランで夕食。ワインが美味しかった。
 夜は漆黒の闇の中に星が瞬き、天の川も見られた。



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