ゆっくりロッジで朝食を摂り、9時頃に出発。
キーノールトインディアン居留地の内を通る。伐採地が多い。
海岸まで出たキーツにオリンピック国立公園*のカラロックビジターステーションがあったので、
地図をもらいに寄る。
ここから101号線は海岸沿いに走り、太平洋の大きな波が寄せ、霧が出ている。
道沿いにあるアメリカネズコ(Western redcedar)の巨木を見てから、ルビー海岸に降りる。
海流に浸食された岩がおもしろい。
ここからホー川沿いに遡り、ホーレインフォレストへ。
オリンピック半島の西側は雨量が多く、
ここの森林は温帯雨林と呼ばれる湿気の多い林になっている。
ホービジターセンターの周囲の自然歩道のうちスプルースネイチャートレイルを約40分で1周り、
大きな木には地衣類やコケがびっしりからみついていて、魔法使いや妖精が出て来るような感じの森林である。
針葉樹はなかなか見分けがつき難いが、この森林は、アメリカネズコ(米杉)、アメリカツガ(米栂)、シトカトウヒ(スプルース)、ダグラスファー(米松)などの
4種が主になっている。林床には植物が繁茂していて、種子の生える空間がないため、倒木上に稚樹が生え更新しているのが見られる。
広葉樹は、それこそたくさんの種類が見られるが、
ビッグリーフメイプル、ヴァインメープル、レッドアルダー、コトンウッド、ヤナギ類が目立つ。
ビジターセンター前のピクニックテーブルで持参のパンとジュースの昼食。
再び101号線に戻って北上する。
途中、フォークスの手前で伐採中の現場があり、見学してきた。この地域は森林に恵まれていて、
すれ違う大型のトレーラートラックの殆どは材木を積んでいる。
101号線から再度山に入り、12マイルでソルダック温泉*に着く。硫黄の臭いがして、日本の温泉に来たようだ。
3時過ぎにはここに着いていたので、宿から20分ほどのソルダック滝まで散歩する。
散歩から帰って、温泉に浸かる、と言っても水着を着ての入浴でなんだかプールに入っているようだ。 事実25mプールもあった。
山の中の1軒宿で周りには何もなく、宿のレストランで夕食。ワインが美味しかった。
夜は漆黒の闇の中に星が瞬き、天の川も見られた。
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